私は見ていた。その姿を。
ずっと出会いたかった、この気持ちに。
そう、憧れの地 -
モン・サン・ミシェル-
初めてその存在を知ったとき、なんて美しいんだろうと思った。
神を思った。
そのシルエットは強烈に私の脳裏に焼き付けられ、
たとえ二度と見られなかったとしても、忘れないだろうと思った。
そして同時に、いつかきっとそこに行ってみたいと願った。

そして今まさに、そこへ向かっている。
バスの車窓から遥か遠くにその姿が見えてくる。
胸躍る、とはこのことだ。
時折、木々や建物や道の加減で見えなくなるが、
次に目に入るときには、その姿はさっきよりも大きくなっている。
だんだんと少しずつ、だが確実に近づいているのが分かる。
落ち着かない。
もうすぐそこまで来ているのだと思うと、じっとはしていられなかった。
ただ、窓の先に見えるその姿を追い続け、目が離せないまま見つめた。
やがてバスは視界の開けた道を走り始めた。
もう遮るものは何もない。
あとはこの一本道を辿っていくだけだ。
私はついに来たのだ。
〜Mont-Saint-Michel France〜
そして、
オムレツを食べたい!
(食べた?)
どーしても食い気のうさこでした!