香港に降り立ったのは夜、もうすぐ時計が11時に回る頃。
空港内を進むうち、アジアの匂いがしてくる。
わくわくする瞬間。
空港からホテルに向かうため、エアポートバスに乗り込んだ。
香港のバスは、ほとんどが2階建て。
普段乗り慣れていないため珍しいのと、街並みもよく見えるので、
迷うことなく2階席へ座った。
市内に向かう途中、バスの窓から見える景色は、
ビルやマンションなど、やけに背の高い建物が多いような気がする。
アジアの中でも中国本土や台湾と違って、香港はとても都会的な雰囲気がする。
程なく走っていると、電話が鳴った。
違う便の飛行機で先に香港に着いていた仲間からだった。
もうとっくにホテルにチェックインして、部屋でくつろいでいるはずだ。
ホテルの部屋はどんな感じか聞いてみようかというその時、
携帯電話の向こうから驚くべき言葉が発せられた。
「ホテルの部屋が取れてない」?!
えー、うそー。
現地の知り合いに頼んで予約しておいてもらったのに。
そんなことって・・・。
しかも電話の主は、「自分の部屋は確保したけれど、
他は取ってないから着いたら自分でなんとかしてください、
皆さん旅慣れてるんだから自分でできるでしょ」、って。
えー、そりゃそうですけどー。
不安だわー。
今日、寝る部屋あるのかしら。
バスを降りて少し歩くと、すぐにホテルは見つかった。
通りにかかっている看板はとても立派だったけれど、
ビルの階段(赤い絨毯敷き)をのぼり、
ドアをくぐって(人が通ると音が鳴る、コンビニ風)入った先には、
薄暗いロビーにソファーが数個置かれ、おばちゃんが座っていた(もしくは寝ていた)。
あらー、ここホテルですよね。
フロントで聞いてみると、やはり部屋は取れていなかった。
「幸いにも」空室はいくつかあり、実際に見せてもらってから泊まる部屋を決めた。
よかった、ちゃんと布団で寝られる。安心した。
それにしても安い。
とりあえずもう遅いので、明日の予定は朝考えることにして、
それぞれの部屋に分かれて休むことにした。
ところが、まだゆっくりと床につくことはできないのだった・・・。
・・・つづく
部屋空いてて良かったですな〜。
私がこんな事態に遭遇したら、きっと
その場に座り込んでわんわん泣きじゃくって
おもらしするでしょう。
(のび太か)
次回が気になる「to be continued」。
連続ドラマの見せ方を心得てますな!!
続きを楽しみにしてますよ〜